自己破産とは

自己破産とは、借金返済の見込みがなく,支払不能の状態をであることを裁判所に認めてもらい、原則として、借金の支払義務を免除してもらう手続です。

自己破産をすると原則として借金を支払う義務がなくなりますので(これを「免責」といいます)、返済を繰り返す生活から解放され、生活を一から立て直すことができます。

自己破産のチェックポイント

原則として債務がすべて免除されますが,税金や養育費など,一部の債務は自己破産後も残ります。

 

保証人の支払義務は免除されません。保証人に支払督促が行われることになりますので,保証人の人には事前に話しておくべきでしょう。

 

破産者の財産は換価され,債権者に平等に配当されるのが原則です。もっとも,すべての財産を取り上げられるわけではありません。一定額の現金・預金や、解約返戻金が20万円以下の保険、年式の古い自動車は、手元に残せる可能性があります。

 

マイホームを持っている場合,競売か,任意に売却されることになります。もっとも,すぐに出て行けなければならないわけではなく,多くの場合は半年程度の猶予があります。

 

破産をした場合,旅行業者,宅地建物取引士,保険外交員,警備員等の一定の職業に就くことが法律で禁じられます。ただし,これは免責決定が確定するまでの間であり,多くの場合は数ヶ月程度です。

 

自己破産をしたことが官報に記載されます。ただし,一般の人が官報を見る機会はほとんどないので,あまり心配する必要はないでしょう。